青汁の効果とその原料

カロテン・カロチン

カロテン・カロチンとは

「カロテン」「カロチン」は、呼び方が異なるが同一のものです。(以下カロテン)

カロテンは動物の体内では生成する事ができないため主に野菜や果物から摂取します。一般的にはニンジンに多く含まれていると言う印象が強いですが、サツマイモやマスクメロンなど様々なものにも含まれている成分です。

カロテンの中でもα(アルファ)-カロテン、β(ベータ)-カロテン、γ(ガンマ)-カロテンは酵素で分解される事でビタミンA(レチノール)となります。つまりカロテンは体内で肝臓や体脂肪に蓄えられ必要に応じてビタミンAとなる物質なのです。

そのためビタミンAの摂り過ぎによる「ビタミンA過剰症」のリスクがありません。反対にカロテンに関してはよほど大量に摂取した場合でも、手のひらや足の裏が黄色に変色することがある程度で過剰症の心配はほとんどありません。

またβ-カロテンは1つの分子の中に2つのビタミンAが含まれる事から、α-カロテン、γ-カロテンに比べ2倍のビタミンAを精製出来る優れものです。

カロテン・カロチンの効果と効能

カロテン、ひいてはカロテンから精製されるビタミンA(レチノール)にはどのような効果あるのでしょうか。

目に良い

ビタミンA(Retinol:レチノール)のレチノールと言う言葉は網膜(retina:レティーナ)が由来と言われており、その名の通り網膜細胞の保護に用いられる成分となります。

これが不足すると目の光を捉える力が弱くなり、あたりが薄暗く見える「夜盲症」や、急に暗い場所に入ったときに目がなれない「暗順応遅延」を引き起こす危険があります。

ガンの抑制

ガン細胞の1つの特徴である細胞の異常による増殖活動に対し、DNAの遺伝子情報を制御するはたらきがあるビタミンAがガンの抑制に効果的だと言う事が近年の研究結果で明らかになってきました。

動脈硬化予防

動脈硬化の要因の1つとして悪玉コレステロールが酸化し酸化悪玉コレステロールとなり、それが血管の内側に付着する事が上げられます。これに対しβ(ベータ)-カロテンは自身の持つ高い抗酸化作用で悪玉コレストロールの酸化を防ぎ動脈硬化を予防します。

また、他のカロテン要素も脾臓ガン、肝臓ガン、乳腺ガンの抑制に効果的だと言う研究報告もあります。